【プロフィール】
小田 真未さん(29歳)
薬剤師歴:3年目
大学卒業後新卒で調剤薬局に就職。学生時代の就職活動の時から留学を決めており自身の留学を前提にした就職活動を実施。
最初の配属が島根県で1年間勤務、その後神奈川県に異動になり1年間勤務したのち、2020年5月に退職。2020年6月からフリーランスとなる。
目次
今は2か所の薬局と契約をしています。
1つ目の薬局は6月から千葉県君津市の薬局で、2つ目の薬局は7月から千葉県香取郡の薬局で働いています。
労働時間は2つの薬局を合わせて週4日、月90時間ですね。それで月額32万円ほどの収入です。
正直「知らない働き方に対する不安」はありましたが、まずはやってみようと思いました。
正社員を辞めたあとに留学に行く予定だったのですが、コロナの影響で留学に行くことができなくなってしまい、いつコロナが終息して留学に行けるかわからなかったんです。
しかし不安はあったものの、面談担当者がとても親身になって説明をしてくださり、わからないことも聞ける状況だったことも思い切ってやれた理由のひとつですね。
仕事の内容としては特に変化はなく、会社勤めで言う「他店舗に応援に行くような感覚」に近いですね。
私自身の変化としては、複数の薬局に行くことで薬剤師として様々な診療科や患者様に触れられて経験値が溜まっていく感覚はありました。
働き方という視点ですと、自由に働くペースを選べるので「他に自身のやりたいことがある方」や「様々な薬局で知見を広げたい方」や「今の収入にプラスαが欲しい方」が向いているのかと思います。
薬剤師のスキルという視点では、「自己管理ができる方」や「コミュニケーション能力が高い方」が向いているのではないでしょうか。
今薬剤師として働いている人には、フリーランスという働き方が浸透していないので不安があるかと思います。しかし私自身がやってみて、そんなに難しいものではないと感じています。私は個人事業主として働いていますが、開業届を役所に届けるだけで簡単に個人事業主になれますし。
保険や年金を自分で払う必要があるので無条件で稼げるというわけではありません。しかし自由がきく働き方であるのは変わりないので、「自分が薬剤師の他にもやりたいことがある人」や「単調な作業だけでなく違う仕事もやりたい方」には本当にオススメできる働き方の選択肢だと思います。
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