薬剤師の仕事百貨

失敗しない転職の考え方
【前編】

転職活動をする前に

転職活動は転職を始める前に「今回の転職で自分は何を達成させたいか」を考える必要があります。
この軸がブレなければ「書類作成」、「面接」、そして転職活動自体もうまくいきます。
では、具体的には何をするべきなのかを紹介していきます。

まずやるべきこと

 

すべての不満を紙に書き出してみる

いきなり「今回の転職で達成させたいことは何か」を考えるのは容易ではありません。
そこで転職活動の軸となる部分を考える前に、まずは自身の不満を整理しましょう。
例えば以下のような不満があります。

・給料が低い
・やりがいを感じられない
・残業が多い
・上司や同僚と上手くいかない

・会社の将来性が不安

ここで大事なことは、「その不満があることで何ができないのか・不満を解消して何をしたいのか」を考えることです。
例えば給料が低くて不満を抱いている場合でも

・年に3回海外旅行に行きたいができない
・3人目の子供が欲しいが今のままだと金銭的にできない
・定年までに貯金を1億円貯めたいが、今のままではできない


のように理由はさまざまです。
ここまで考えられれば、「最低どのくらいを稼げば不満が解消されるか」と具体的に考えることができます。

今の自分の状態を自覚する

「転職をしたい」と思う人は、何かしら自分の現状に不満を抱えているはずです。
ここで企業の気持ちになって考えてみてください。
「ただ漠然と不満を感じて面接を受けに来た人」「不満を不満として受け入れ解消するために前向きに考えている人」では圧倒的に後者を選びます。

すなわち良い転職をするには、
自身が抱いている不満は不満として整理して、「その不満を解消するために何をすべきか」を考えて、気持ちを「前向き」に切り替える必要があります。

3年後・5年後のビジョンを考える

自身の不満と向き合い、気持ちの切り替えが済んだら、次は「3年後、あるいは5年後、自分はどのような場所で、どのような形で、どのような仕事をしているのかを考えます。
ここでビジョンがしっかりと決まると、転職先の企業選びも変わってきます。

現状とビジョン 20代後半
5年後に部下をもち部長レベルの責任を担っていたい
方向性と企業選び

身に着けるスキルはマネージメント力
大手企業の場合は30代~40代の社員が多く、マネージメントを任せてもらえない可能性が高くなる。
そのため、転職先には「なんでも任せてもらえるアーリーステージのベンチャー企業」か「上場を目指している会社」

現状とビジョン 30代女性
家事・育児を優先させてプライベート重視にしたい
方向性と企業選び 時短勤務可能な企業か、フレックス制度を採用している企業。
中小企業の場合は個々の裁量が多く、突発的な休みにも人手不足で対応が困難な場合があるため、
大手企業や仕事のペースを自身で管理できるような職種を選ぶ。

転職は人生のリセットではない

あなたが転職で求めている事を5つ挙げて下さい。
例えば「給料・やりがい・ライフワークバランス・将来性・人間関係」などです。

挙げ終わったら「現在の会社で」それぞれに1~5点を付けて合計25点満点で評価してください。

最後に「転職後にどのくらいの点数になりたいか」をそれぞれ1~5点、計25点満点で評価してください。

ここで理解していただきたい内容は、
「前職で15点」だったが「転職先で23点」になることはあり得ないということです。

しかし、確かに大幅に点数がアップする人も存在します。
そのような方は「現職で実績を出しているにも関わらず、正当な評価を貰えていなかった」、又は「特別なスキルを身に着けていた」といった稀な例であることがほとんどです。

転職とは人生のチューニングであり、リセットではありません。
「現状の点数を上げる」か、「転職後に叶えたい目標を叶えて点数を上げる」かの2択しかありません。
この内容を理解していないと、理想と現実のギャップに打たれ、どこの企業に入ったとしても「失敗だった」と感じてしまいます。

大事なことは、
「現状の自分の立ち位置をしっかりと見据えて、どの項目の点数を上げたくて、どの項目の点数は我慢できるかを理解すること」そして「理想を追いすぎず、自身の適切な市場価値を把握すること」
にかかっています。


以上が転職活動を始める前に考えるべき事柄です。
続いて企業選びのコツやアピールポイントの作成方法についてお話します。

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